英語のテストは対岸の火事ではない
英語のテストは対岸の火事ではない
他の記事で日本の英語教育の在り方について少し批判したことがあります。文法中心に勉
強するとか大学受験の為に勉強しているとか。少し矛盾になるかもしれませんがでもこれ
が全部悪いって言っているわけではないんですね。
留学の時に必要なものはもちろんテストのスコア。
英語だけを学ぶつもりでアメリカ留学したつもりが大学の中の学校に通っているせいでど
んどんと触発されて一年後日本に帰る頃には「今度はこの大学で授業を受けたい！」なん
て思うかもしれません。
やっぱり必要なTOEICとTOEFLのスコア。
日本に帰ってきたあなたは「GPA足りないんだけどどうしようかな。」なんて思っていま
す。留学には（アメリカの大学に入るためには）TOEFLのスコアが足切りに使われていま
す。
でもあなたはそんなにスコアが高くありませんでした。語学留学を経験したのにです。
僕の友達にハーフでインターナショナルスクールに通っていた子がいるんですが、そんな
子でもTOEICは８２０点でした。もちろんこの子は英語ペラペラでネイティブの先生たち
と日本語と変わらないレベルの英語で話します。
テストに特化した勉強をするしかないんですね。こういう時に英語力とテストの力は少し
違うなって思うかもしれません。そうなんです、やっぱりそれは違うんですね。だから
TOEICやTOEFLに集中したいんだったらテストに集中するべきなんです。英語力は二の次
にしましょう。でも不思議なことに目標のスコアを達成した後の自分は始めた当時の自分
とは全然違うはずです。勉強してつらかった日々に耐えたあなたはきっと自分に自信が持
てるでしょう。